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情報処理試験対策やIT業界への愚見・書評

システムアーキテクト 機能追加の業務要件 分析と設計【過去問論文分析】(令和3年春問2)




本記事ではシステムアーキテクトの午後II(論文)対策として、

令和3年問2で出題された過去問を分析します。

実際に論文を書く上での考え方を整理し

論文骨子を設計するところまでやっていきます。

 

問題(令和3年問2)

過去問は試験センターから引用しています。

表題:『情報システムの機能追加における業務要件の分析と設計について』

 

設問文は以下の通り。

 

問われている箇所を分析する

問題文が配られたら初めに問われている箇所を分析します。

 

始めに各設問が何を問うているかを把握します。

設問ア・イ・ウと問題文の文章を対照させるイメージで

問題文と設問文に書き込みを行います。

本記事では黒線で書き込みを行っています。

 

設問アで「機能追加が必要になった背景」が問われているので

論述の題材としては新規のシステム開発案件ではなく、

既存のシステムに対する改修案件にする必要があるでしょう。

 

設問イに「業務要件をどのような視点でどのように分析し」という

文がありますが、対応する問題文に3点に分けて説明されている

箇所があります。

 

簡単に説明しなおすと次の通りです。

【業務要件の分析の手順】

  1. 契約条件や業務プロセスや関連システムから分析する
  2. 影響範囲の機能を特定する
  3. 対象の機能への改修内容を設計する

設問イの「どのように分析し」という点は上記のステップを

踏まえる必要があるでしょう。

 

設問ウではフェーズが少し進み、

システム方式設計というよりソフトウェア方式設計に

入っています。

 

「設問イで述べた機能追加における設計において」という

指定があるので設問イの設計に対して

施したソフトウェア実装面の工夫を論述するのがよいでしょう。

 

 

まとめると問われていることは次の通りです。

 

設問ア

 対象の情報システムと業務の概要

 機能追加が必要になった背景と対応が求められた業務要件

設問イ

 業務要件の分析 ← 業務要件の分析の手順の1.~2.

 設計した内容 ← 業務要件の分析の手順の3.

設問ウ

 機能追加における設計に対する工夫

 

設問イは【業務要件の分析の手順】の1.~3.を

含められればよいです。

1. と 2. は分けて論述すると冗長になりそうなので、

本記事においてはまとめて論述する設計としています。

 

出題要旨と採点講評からの分析

試験センターから公表されている出題要旨と採点講評を確認して

出題の意図と論述のNG例を把握します。

 

出題要旨

採点講評



出題要旨から読み取れる意図は

「業務要件の分析の視点と分析方法」と「設計で工夫したこと」

とあり、前者は設問イ、後者は設問ウが対応しています。

 

採点講評からは次のNG論述例が書かれています。

  • 業務要件の分析の視点がない
  • 分析結果に基づく設計ということが説明されていない

上記のようなケースはNG例であることが言われているので、

分析の視点を盛り込めば合格圏内に大きく近づけると思います。

 

論文を設計する

問われていることの概略を把握したら

自身の経験や用意してきた論文パーツに当てはめて

どのように論述を展開するかを設計します。

 

本記事では上記の筆者の論文事例マップを基に

論文の設計を行います。

論文事例マップ自体の説明は本記事では割愛します。

 

設問アの設計

 

設問アに対応する問題文には

「法改正、製品やサービスのサブスクリプション化などを背景に」

という一文があります。

 

私の場合はスーパーマーケットのECサイトの事例が

サブスクリプション化が題材でしたので論述対象に選択しました。

 

また「対応が求められた業務要件」も記載が必要ですが、

のちに設問イや設問ウで設計を選択する根拠にできるような

業務要件が望ましいので、

「機能追加による既存システムの応答性を下げてはならない」

という点を挙げることにしました。

 

のちにどの部分の伏線になるかは説明いたします。

 

設問イの設計

 

問題文で指定されている【業務要件の分析の手順】の1. は、

「契約条件や業務プロセスや関連システムから分析する」と

書かれています。

設問では「どのような視点で」を問われているので、

たとえば「業務プロセスや関連システムから分析した」と

記載すれば解答したことになると思います。

 

本問のような指定が無かったとしても、

業務プロセスの視点無しで分析はできないと知識として

知っておくべきです。

さらに本問は既存システムの改修が前提なので、

当然既存の関連システムの視点も必須でしょう。

 

次に【業務要件の分析の手順】の2. と 3. を中心に

どのような機能を対象にどのような設計をしたかを

論述していきます。

 

私の場合は月額サブスクサービスの提供を題材にしていたので

  1. 課金請求機能の改修 月額での課金ができること
  2. 在庫引当機能の改修 月に一度発送する商品を在庫から引き当てること

ができる設計について論述することとしました。

 

「どのような機能」は上記でよいですが「どのような設計」は

さらに展開を練る必要があります。

 

問題文には

といった例示があります。

 

この例示に共通しているのは改修の範囲を限定していることと、

将来の拡張に備えた設計になっていることです。

 

採用した設計も上記の点を踏まえる必要があります。

 

具体的には複数の案を列挙して、案の採用理由時に

上記の点を根拠とするのが分かりやすい論述になると思います。

 

たとえば課金請求機能の改修ですと次のような具合です。

 

案1. 通常商品の課金請求モジュールを継承してサブスクリプション型サービスのモジュールを新設する

案2. サブスクリプション商品の有無のみを根拠に処理を分岐し課金請求機能自体は既存のモジュールを共有する

私は案1. を採用した。

理由は、案2. はバグ混入時の影響が既存の業務にも影響を与えてしまうためである。

 

上記のように展開することで、題意に沿いながら、

システムアーキテクトとしての主体的な活動・判断をアピールできます。

また、案1. を採用した理由に、設問アで触れた

「既存の業務に影響を与えない」という業務要件が

利いていることも確認してください。

 

 

設問ウの設計

設問イでの設計をもとに設問ウで工夫した点を論述します。

設問イの設計でのデメリットを挙げて、それでもその設計を

採用するためにデメリットを押し下げる工夫や、

設問イの設計では生じる課題を挙げて、それを工夫によって

解決するといった骨子で論述するのがよいでしょう。

 

設問イでは、改修の範囲を限定している設計

将来の拡張に備えた設計採用しているので、

デメリットとしてはモジュールやロジックを分割したことによる

ソフトウェアの難読性・処理スピードダウンを挙げられます。

 

上記の展開は多くのシステムアーキテクトの論文で利用できる

王道パターンだと思います。

 

デメリットを回避するには保守性の向上を図ることと、

そもそも求められる処理スピードについて評価を加えるなどが

考えられます。

 

私の場合はO/Rマッピングツールで保守性を向上させたことと、

業務要件に照らして評価(設問アの条件を持ち出し、

"条件外"であることを示す。つまり処理スピードが新業務において

既存業務より低いことは問題にならない)したことを

工夫点として論述しました。

 

論文骨子

以上を踏まえ、論文骨子は次のようになりました。

1. 私が携わった情報システムの機能追加について
 1-1. 対象の情報システムと業務の概要
  スーパーマーケットのECサイト。統合販売管理システムの改修。
  注文受付機能の他、在庫引当機能、課金請求機能を持つ。
 1-2. 機能追加が必要になった背景、対応が求められた業務要件
  競争力強化でサブスクリプション型のメニューの開始
  機能追加による既存のオンライン注文の応答性を下げてはならない。
2. 業務要件の分析と設計した内容
 業務プロセスと関連する情報システムの機能の視点から改修範囲を分析。
 2-1. 業務要件の分析
  (1)課金請求機能 月額での課金請求ができること
  (2)在庫引当機能 月に一度発送する商品を在庫から引き当てること
 2-2. 設計した内容
  (1)サブスクリプション型サービスの課金請求モジュールの新設
   案①通常商品の課金請求モジュールを継承する
   案②サブスクリプション商品の有無のみを根拠に処理を分岐し
     課金請求機能事態は既存のモジュールを共有
   案①を選択。案②はバグ混入時の影響が既存の業務にも
   影響を与えてしまうため。
  (2)サブスクリプション型サービスの商品を選択する在庫引当ロジックの分離
   案①在庫引当機能の中に商品引当ロジックを記述する
   案②商品引当ロジックを分離する
   案②を選択。季節や流行、在庫状況からロジックが変わることが予想され、
   分離しておけば入れ替えが容易のため。
3. 機能追加における設計で生じた課題と工夫
 3-1. 設計で生じた課題
  (1)プログラムの複雑化
   類似の記述が複数個所に書かれ、コードが複雑化、保守性が落ちる恐れ。
  (2)処理オーバーヘッド
   単一処理の既存プログラムに比べ、読み出しのオーバーヘッドが生じ
   効率性が落ちる。
 3-2. 工夫した施策
  (1)O/Rマッピングツールで保守性向上
   データストアにアクセスする部分のコードを自動生成。
   モジュールやロジックを分離することは一貫させつつ、
   信頼性の高いプログラムで保守性を維持。
  (2)業務要件に照らして評価
   オーバーヘッドは通常商品のオンライン注文時に発生するものではない。
   テストにてサブスクリプション型サービスの処理中に
   通常商品の注文を行っても応答性に変化はなかった。

 

論文全文について

ここまででも十分考え方はお伝え出来たかと思いますが、

論文全文を参考にされたい方は有料とはなりますが

以下記事の末尾をご参照ください。

note.com

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事ではシステムアーキテクトの午後II(論文)対策として、

令和3年問2で出題された過去問を分析しました。

比較的王道的な要件定義~設計を論述させる問題でしたが、

問題文に細かに手順が書かれているなど

問題に合わせて自分の経験をあてはめ論述するというやり方に

慣れるという意味でも参考になったら幸いです。

今後も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

システムアーキテクト アジャイル開発の要件定義【過去問論文分析】(令和3年春問1)


本記事ではシステムアーキテクトの午後II(論文)対策として、

令和3年問1で出題された過去問を分析します。

実際に論文を書く上での考え方を整理し

論文骨子を設計するところまでやっていきます。

 

問題(令和3年問1)

過去問は試験センターから引用しています。

表題:『アジャイル開発における要件定義の進め方について』

 


設問文は以下の通り。

問われている箇所を分析する

問題文が配られたら初めに問われている箇所を分析します。

 

始めに各設問が何を問うているかを把握します。

設問ア・イ・ウと問題文の文章を対照させるイメージで

問題文と設問文に書き込みを行います。

本記事では黒線で書き込みを行っています。

 

設問イに「どのようなUSをどのように分類し」という

文がありますが、本問題ではアジャイル開発におけるUS

問題文の全文を貫くテーマになっていることに気付くと思います。

 

設問イを中心に設問アと設問ウが何を問われているか考えると、

設問アはアジャイル開発を選択した背景、

設問ウはUSの優先順位のつけ方が問われています。

 

設問イと設問ウの違いに迷われる方もいるかもしれません。

これらはどちらもUSについて論じなければならず、

切れ目は注意が必要です。

問題文を慎重に切り分けると、設問イは

  • USを期間内で完了できる大きさに調整する
  • そのために分類して規模や操作難易度を明確化する
    • 抜け漏れには追加する
    • 大きすぎる・難し過ぎる場合には分割する
    • 小さすぎる・簡単すぎる場合には統合する

といった活動が書かれておりUSの分類と調整が問われています。

一方設問ウは

  • 優先順位をつけ今回のスプリントの開発対象USを決定する
  • 優先順位には"誰が"の価値に注目する

といった活動が書かれておりUSの優先順位付けと決定が問われています。

 

まとめると問われていることは次の通りです。

 

設問ア

 対象の業務と情報システムの概要

 アジャイル開発を選択した理由

設問イ

 USの分類と調整

  USの抜け漏れ、分割・統合

設問ウ

 USの優先順位

 

また設問ウにも書かれている通り「具体的なUSの例」を

交えて論述しなければなりません。

設問文では書かれていませんが、設問イについても具体的なUSについて

盛り込みながら論述するのがよいでしょう。

※具体的なUSに触れずに設問イは論述できないと考えた方がいいでしょう

 

出題要旨と採点講評からの分析

試験センターから公表されている出題要旨と採点講評を確認して

出題の意図と論述のNG例を把握します。

 

出題要旨

採点講評

出題要旨から読み取れる意図は

アジャイル開発におけるUSの規模や難易度のの調整と優先順位の決定」

とあり、設問におけるイとウがメインであると考えられます。

採点講評からも同様な記述があります。

一方採点講評からは次のNG論述例が書かれています。

ここを読めば、

  • 一般的な要件定義ではない踏み込んだUSの具体性
  • USの価値
  • 規模・難易度の説明だけでなく調整とその結果

が求められていることが分かります。

 

採点講評からもUSは具体的な例をもって論述する必要があると

読み取れます。

 

論文を設計する

問われていることの概略を把握したら

自身の経験や用意してきた論文パーツに当てはめて

どのように論述を展開するかを設計します。

 

本記事では上記の筆者の論文事例マップを基に

論文の設計を行います。

論文事例マップ自体の説明は本記事では割愛します。

 

設問アの設計

 

はじめに設問アを論述するために

アジャイル開発」に適した事例を選択しましょう。

  • 断続的なリリースが必要な状況
  • 圧倒的なニーズ・認知があるため都度改善が求められる状況

などが考えられると思います。

 

私の場合はスーパーマーケットのECサイトの事例が

断続的なリリースが図られているケースだったので

選択をしました。

 

設問イの設計

まずは具体的なUSを交える必要があることを念頭に置きます。

設問イにおいてはUSを分類・整理するために

USに至らない段階の要望や要求から論述するのが効果的です。

 

USに至らない段階の要望や要求を列挙して、

ここから題意に沿って分類を行い、

追加・分割・統合などの調整を経てUSとした、

という論述シナリオを考えます。

 

私の場合はECサイトの課金・請求コンポーネントを題材にしていたので

  1. 電子マネー決済
  2. ポイント決済
  3. 直近の購入履歴照会
  4. 先月の購入金額の合計表示

などを切り口にUSを分類・調整していったことを論述することとしました。

 

USの調整としては、要望段階では1.と2.がまとめて提出されたが

難易度の観点から1.と2.に分割した、ですとか、

要望段階では3.と4.がまとめて提出されたが

実装上は同時に実現できるので、3.と4.をまとめた、

などの調整が考えられます。

 

なお、USの表現の仕方には問題文に指定があるので沿う必要があります。

"誰が何のために何をするか"

 

これを踏まえて私のUSの調整経緯は次のようにしました。

 

提出された要望

 ①電子マネーやポイントを決済で利用できるようにしてほしい
 ②直近で購入した商品・金額を確認できるようにしてほしい
 ③指定した期間で購入した金額の合計を確認できるようにしてほしい

US の分類と調整の結果

 (1)利用顧客が、決済にA社の電子マネーを利用する
  要望①を切り出し1つのUSとした。
 (2)利用顧客が、決済にポイントを利用する
  要望①を切り出し1つのUSとした。
 (3)利用顧客が、自身の購入履歴を確認する
  要望②と③を統合し1つのUSとした。

 

ここで注意すべき点は

システムアーキテクトスクラムマスタ)として

なぜそのようにしたかの観点を盛り込む必要があることです。

 

たとえばUSを分割した理由は「規模が大きかったから」

USを統合した理由は「同じ機能の実現により達成できるから」

といったことが考えられます。

 

システムアーキテクトとしてどのように活動し調整したかという点が

論述出題自体のテーマといっていいので、

必ず盛り込むようにしましょう。

 

設問ウの設計

設問イで調整したUSをもとに優先順位を理由とともに設定します。

設問文にも指定されている通り「どのような価値に着目したか」も

論述する必要があります。

これについては問題文に

「"誰が"にとって価値が高いかに着目するのが一般的」と

記載があるので基本的にはシステムの使い手(利用者・顧客)に

とっての価値に着目していることが触れられればよいでしょう。

 

優先順位は設問イで触れたUSを順位付けしなぜその順位としたか

合わせて論述すればよいでしょう。

 

問題文にはプロダクトオーナーとの会話や調整・合意を踏まえて

決定していく必要性が書かれているので、

USを順位付けした根拠にプロダクトオーナーから仕入れた知識を

前提とする文脈としてもよいと思います。

ただステークホルダからの要望を鵜呑みにする姿勢は

システムアーキテクトとしては良くないの

主体的に取捨選択することが必要です。

 

なおアジャイル開発用語でもあるプロダクトオーナーと

スクラムマスタの関係性については以下の

IPAが解説している資料も参考にしてください。

アジャイル開発の進め方.pdf (ipa.go.jp)

 

私の場合は以下の優先順位と理由付けとしました。

 

 1位 (2)利用顧客が、決済にポイントを利用する
  利用顧客にとっての価値が最も高い。すでにスマホアプリでの実績があり、
  売上向上金額の試算も高かったため。
 2位 (1)利用顧客が、決済にA社の電子マネーを利用する
  利用顧客にとっての価値が次に高い。
  ステークホルダのヒアリング状況では要望が最も多いが、
  ECサイトの利用顧客のA社電子マネーの利用具合が未知数のため
 3位 (3)利用顧客が、自身の購入履歴を確認する
  利用顧客にとっての価値が最も低い。
  カスタマサポートによる開示という代替手段が用意されているため

 

論文骨子

以上を踏まえ、論文骨子は次のようになりました。

1. 私の携わったアジャイル開発について
 1-1. 対象の業務と情報システムの概要
  スーパーマーケットのECサイト。課金・請求サブシステムの改修。
  利用顧客への請求明細の表示、決済、入金確認業務。
 1-2. アジャイル開発を選択した理由
  異業種からの参入も激化しており、価値の転換が図られている業界であるため
2. スクラムにおける要件の分析と進め方
 2-1. 提出された要望
  スプリント期間は3週間、6人の開発チーム。
  ①電子マネーやポイントを決済で利用できるようにしてほしい
  ②直近で購入した商品・金額を確認できるようにしてほしい
  ③指定した期間で購入した金額の合計を確認できるようにしてほしい
 2-2. USの分類と調整
  顧客満足度との相関が高いことが分かっている、
  操作頻度をもとに要件を分類した。
  プロダクトオーナーと共同で、スプリント期間に納まるようにUSを調整した。
  (1)利用顧客が、決済にA社の電子マネーを利用する
   要望①を切り出し1つのUSとした。要望①は規模が大きく曖昧であるため。
   A社との業務提携、会社間契約は済んでおりスプリント期間での開発は可能。
   曖昧部分はプロダクトオーナー経由で
   次回期間までにステークホルダにヒアリング。
  (2)利用顧客が、決済にポイントを利用する
   要望①を切り出し1つのUSとした。分割理由は前項と同様。
   すでにポイントカード機能をもったスマホアプリがリリースされており、
   POS経由で決済する機能があることから、スプリント期間での開発が可能。
  (3)利用顧客が、自身の購入履歴を確認する
   要望②と③を統合し1つのUSとした。いずれの要望も期間を指定して
   表形式で表示すれば達成できると判断した。
3. USの優先順位の設定
 3-1. 基本方針
  整理したUSをプロダクトバックログとしてまとめた。
  着目した価値は利用顧客にとっての価値。定量評価のため、実装した場合に
  見込まれる売上向上金額も合わせ一覧化。
 3-2. 設定した優先順位
  前章で整理したUSの中における優先順位は次の通り。
  1位 (2)利用顧客が、決済にポイントを利用する
   利用顧客にとっての価値が最も高い。すでにスマホアプリでの実績があり、
   売上向上金額の試算も高かったため。
  2位 (1)利用顧客が、決済にA社の電子マネーを利用する
   利用顧客にとっての価値が次に高い。
   ステークホルダのヒアリング状況では要望が最も多いが、
   ECサイトの利用顧客のA社電子マネーの利用具合が未知数のため
  3位 (3)利用顧客が、自身の購入履歴を確認する
   利用顧客にとっての価値が最も低い。
   カスタマサポートによる開示という代替手段が
   用意されているため

 

論文全文について

ここまででも十分考え方はお伝え出来たかと思いますが、

論文全文を参考にされたい方は有料とはなりますが

以下記事の末尾をご参照ください。

note.com

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事ではシステムアーキテクトの午後II(論文)対策として、

令和3年問1で出題された過去問を分析しました。

徐々にアジャイル開発をテーマとする出題が増えている中、

参考になったら幸いです。

今後も、よろしくお願いいたします。

 

 

 

情報処理技術者試験(高度) 各区分の午前II分析 (令和4年春)

情報処理試験、受験された方、お疲れ様でした。

試験が終了して少し時間が経過しましたが、合否発表にはまだ時間があります。

各区分の午前IIの出題分野を分析して本記事でまとめてみました。

 

この記事をみていただければ、

各区分の午前IIの傾向全区分を通して見えてくる試験センターの関心の高い分野が見えてくると思います。

 

振り返りに活用ください。

 

 

■ATTENTION■
本記事で分析する主題区分は筆者の独断です。
IPAとしては、出題区分はテクニカル系・ストラテジ系・マネジメント系に分けられるということを公開しています。

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各試験区分の午前の出題範囲
参考:
試験要綱ver4_7.pdf (ipa.go.jp)

 

各試験区分の午前II出題割合

1. ITストラテジスト(ST)

問題 区分 問題数 割合
問1~15,17,18,22 ST 18 72%
問16,19,21 SA 3 12%
問23,24 SC 2 8%
問20 PM 1 4%
問25 NW 1 4%

 

■コメント■

 

自区分(ITストラテジスト)の出題数は18問で全体の72%に上る。

決定木分析(問3)やSECIモデル(問13)に関する頻出問題が今回も登場していた。

次に多いのがSA(システムアーキテクト)で3問・12%。

STの戦略に基づいてSAが開発するのでノウハウは知っておくべき、ということと思われる。

だが単に合格狙いならば自区分を完璧に仕上げれば合格ラインを超えるので十分である。

 

2. システムアーキテクト(SA)

問題 区分 問題数 割合
問1~3,5~12 SA 11 44%
問16~20 SC 5 20%
問4,14 ES 2 8%
問13,15 ST 2 8%
問21,23 応用情報 2 8%
問22,24 DB 2 8%
問25 NW 1 4%
 
■コメント■

 

自区分(システムアーキテクト)の出題数は11問・全体の44%で、自区分比率は他の区分の試験と比較して最も少ない。

GoFデザインパターン(問2)や修正(テーラリング)プロセス(問12)に関する出題が頻出傾向のようだ。

POSA(問3)やeシール(問16)は今回が初出題だったと思われる。

SAの次に多いのがSC(情報処理安全確保支援士)。

 

3. ネットワークスペシャリスト

問題 区分 問題数 割合
問1~15,19 NW 16 64%
問16~18,20,21 SC 5 20%
問22~24 応用情報 3 12%
問25 SA 1 4%
 
■コメント■

 

自区分(ネットワークスペシャリスト)の出題数は16問・全体の64%で多め。

自区分はあまり目新しい出題はなく、問題の内容も古くからあるTCP/IPプロトコルからの出題が多かった印象。

次に多いのがSC(情報処理安全確保支援士)で5問・20%。

ネットワークとセキュリティは密接な関わりがある(脅威とは、攻撃や侵入の "経路" が大きな意味を持つ)ためである。

 

4. ITサービスマネージャ

問題 区分 問題数 割合
問1~9,11~13 SM 12 48%
問10,18~20 PM 4 16%
問15~17 SC 3 12%
問14,25 AU 2 8%
問21 ES 1 4%
問22 応用情報 1 4%
問23 DB 1 4%
問24 NW 1 4%
 
■コメント■

 

他区分からの出題数が最もバリエーションが多かった。

ITサービスマネージャは保守や運用を生業とするので、他区分の知識も幅広く求められるということか。

Redmineを回答させる問題(問12)など、OSSの具体的なソフトウェアを問う問題も、最近の傾向として新しい印象。

 

5. 情報処理安全確保支援士

問題 区分 問題数 割合
問1~17 SC 17 68%
問18~20 NW 3 12%
問21 DB 1 4%
問22 応用情報 1 4%
問24 SM 1 4%
問23 SA 1 4%
問25 AU 1 4%

 

■コメント■

 

自区分(情報処理安全確保支援士)の出題数は17問・全体の68%。

合格対策としては、ほぼ自区分の勉強だけで十分。

他区分から見ると、SC区分の問題が流用されていることが多いことが分かる。

たとえば、サイドチャネル攻撃(問3。NWの問17と同じ)、サイバーセキュリティ経営ガイドライン(問9。SMの問17と同じ)などだ。

複数の高度試験の合格を目標としている方は、まずはSC合格から狙って経験を積んでいくのが、効果的な取り組み方だと思われる。

 

総合分析

全区分を通して分析すると、試験センターの関心が高いことが伺われるキーワードが見えてくる。

テーラリングプロセス(SAの問12、SCの問13)やCRYPTREC(STの問23、SAの問19、SCの問10)などだ。

これらは区分をまたいで出題されているためだ。

 

またISMAP(STの問24、SMの問16)やサイバーセキュリティ経営ガイドライン(SMの問17、SCの問9)は、試験センターであるIPAが元締めであったり積極的に関わっていたりすることもあるので、頻出されていると考えられる。

 

今後の技術としての期待が根強い量子技術(NWの問22、SCの問6)も横断的に問われている。

 

またフールプルーフ(NWの問24、SCの問22)やサイドチャネル攻撃(NWの問17、SCの問3)など古くから頻出している問題もあるので、合格だけを考えれば、地道に過去問を解いて対策するのが最も効率的だろう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか?

午前II分析は本ブログにおいて2回目の記事でした。

 

秋試験向けの分析も行っているので、合わせて覗いてみてください。

 

■令和3年秋版■

 

本ブログでは、高度情報処理試験の、合格に向けたサポート記事を充実していきます。

「読者になる」ボタンで、ブログの更新時に通知されますので、ご検討ください。

 

試験センターの合格発表までまだ時間があるので、今後も分析記事を投稿したいと考えています。

ではそれまで。

情報処理技術者試験(高度) 出題テーマ振り返り速報 令和4年春

情報処理試験、受験された方、お疲れ様でした。

試験センターからはまだ出題要旨や採点講評は公開されていませんが、各区分の振り返り評価をしていきたいと思います。

IPA試験センターが公開している午後I・午後II問題に対してコメントをしていきます。

ITストラテジスト

午後I

  テーマ
問1 国際物流会社におけるデジタルトランスフォーメーション
問2 製造業の情報システム戦略の策定
問3 スーパーマーケットにおけるITを活用した事業拡大
問4 AIを利用した気象予測システム

 

■速報コメント■

 

問1は攻めのDXでビジネスモデルの転換・創出がテーマでありトップダウン型。運送業でアジアに展開しており、佐川急便のような物流会社がイメージしやすい。問2、問3はどちらかというと内部プロセスの改善でアプローチもボトムアップ型。問4は例年通りエンベデ系で、市場展開と事業戦略策定までを題材としている。

 

午後II

  テーマ
問1 ITを活用した顧客満足度を向上させる新商品や新サービスの企画について
問2 システム開発プロジェクトにおけるスケジュールの管理について
問3 経営環境の急激な変化に伴う組込みシステム事業の成長戦略の意志決定について

 

■速報コメント■
 
問1は攻めの姿勢のDX、問2は守りの姿勢のDX。特に問2は保守・運用系の経験のある方であれば"あるある"と共感できそうなテーマ。問3はテーマであるアンゾフの成長マトリクスの前提知識があると取り組みやすい。
 
 

 

■参考■
STの合格秘訣に関する記事はこちら

 

システムアーキテクト(今期の筆者の受験区分)

午後I

  テーマ
問1 新たなコンタクトシステムの構築
問2 品質管理システムの構築
問3 保険申込システムの再構築
問4 IoT、AIを活用した橋梁点検・診断システム

 

■速報コメント■

 

問1はST寄りの出題で、コンタクトセンターという他区分の過去問にも登場しているテーマであり経験があると取り組みやすい。問2はDB寄りの設問であり、余白にER図を作成しながら問題文を読み進めないと厳しい。特に設問1が難問。問3は保険の見積もり~注文受付システムがテーマで最もSA区分らしい問題か。問4は例年通りエンベデ系であり既存システムの改修がテーマ。

午後II

  テーマ
問1 概念実証(PoC)を活用した情報システム開発について
問2 業務のデジタル化について
問3 IoT、AIなどの技術進展に伴う組込みシステムの自動化について
 
■速報コメント■

 

問1はPoCで問題文中の例としてAIに触れている。問2はデジタル化(DX)というキーワードはあるものの中味はそれほど先端的な技術は求められていない。問3は例年通りエンベデ系で、IoTやAIがキーワードであるのは近年の傾向の通りだが自動化というテーマに絞り込まれているのが特徴的。

 

■参考■
今期私が受験したのはSAでしたが受験当日の振り返りを記事にしています。
こちら

 

ネットワークスペシャリスト

午後I

  テーマ
問1 ネットワークの更改
問2 セキュアゲートウェイサービスの導入
問3 シングルサインオンの導入
 
■速報コメント■

 

問1はNW図が最も多くレイヤ2~3がメインでパケットキャプチャの経験があると有利。問2は多少レイヤがあがりFWセキュリティの設計・管理の経験があると有利。文中にVRFが登場するが、ルーティングテーブルを仮想的に分割している技術ということまで理解していれば十分と思われる。問3はケルベロス認証が出題されかなりセキュリティ色が濃い。DNSの経験もあると有利。

午後II

  テーマ
問1 テレワーク環境の導入
問2 仮想化技術の導入
 
■速報コメント■

 

問1はテレワーク環境導入のために必要として、SSL-VPNやポートフォワーディングの実装に触れられた後、可用性のためNW冗長化技術にも触れられており実践的な出題。問2は仮想化技術とはコンテナ技術のことで、サーバサイドの知見もあると有利。IPA試験区分でいうとここ(NW区分)で出題されるしかない。実際の業務でもコンテナ化に際してNW技術者がNW設計に助言をすることはあるだろう。

 

ITサービスマネージャ

午後I

  テーマ
問1 サービスレベル管理
問2 容量・能力管理
問3 サービスの移行
 
■速報コメント■

 

問1はシステム刷新時のサービスレベル管理がテーマ。サービスレベルを定義し、それを達成するために契約条件などの検討を行う。問2はキャパシティ/パフォーマンス管理でありサーバやディスクのスペックに触れられていることからテクニカル色が濃い。また計算問題も多い。問3はサービス移行がテーマでありクラウドが検討される。クラウド経験があると有利。また、インシデント管理からの出題もある。

 

午後II

  テーマ
問1 災害に備えたITサービス継続計画について
問2 ITサービスの運用品質を改善する取組について

 

■速報コメント■

 

問1は災害時の事業継続計画(BCP)がテーマで業務継続に必要な障害状況の想定と対策を整理する、どちらかというと"守り"寄りの出題。問2は改善提案を運用・保守サイドから行う内容で、場合によってツールの開発依頼・導入も検討される"攻め"寄りの出題。

 

情報処理安全確保支援士

午後I

  テーマ
問1 Webアプリケーション開発のセキュリティ対策
問2 セキュリティインシデント対応
問3 スマートフォン向けQRコード決済サービスの開発
 
■速報コメント■

 

問1は脅威・脆弱性・リスク分析からセキュアなWebアプリを開発するシナリオで、ソースコードが引用されておりアプリ系が有利。問2はNW寄り。本年は過去問に比べNW色が薄かった印象。問3は比較的図表が少なくテクニカルというよりはマネジメント寄りの出題だった。

 

午後II

  テーマ
問1 Webサイトのセキュリティ
問2 クラウドサービスへの移行
 
■速報コメント■

 

問1はリスク分析の結果、XSSCSRF・SSRFからの対策を技術面・体制面で図る展開。攻撃シーケンスの図表を丁寧においかける姿勢が必要。問2はクラウドサービスへの移行がテーマでNWの知識があると有利。こちらもSSOなどの認証シーケンスの図を丁寧においかけて解く設問がある。

 

■参考■
前期(令和3年秋)の振り返りはこちら

 

総評コメント

論述系のSTとSAは、DXを思わせるテーマで論述させる問題が出ており近年の傾向を踏襲している印象。比較的新しいキーワードとしては、AIやクラウドが区分を問わず登場するようになっており、対策を講じやすくなってきた。NW区分でコンテナ技術が登場しており今後は他区分でもテーマになることが増えるのではと思われる。

新型コロナや全世界的な物流不安を受けて、テレワークの導入や事業継続計画の策定もテーマとして出題されやすくなっている印象である。

 

おわりに

試験センターの午後試験の解答が出るまで、まだ時間があります。

まずは、試験を完遂できた自分をほめて、休息しましょう。

 

本ブログでは、高度情報処理試験の、合格に向けたサポート記事を充実していきます。

「読者になる」ボタンで、ブログの更新時に通知されますので、ご検討ください。

 

試験センターの解答や合格発表は時間がかかるので、

それまでに私も対策記事・講評記事をアップしていきたいと思います。

ではそれまで。

システムアーキテクト 受験振り返り

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更新:2022/4/22

 

情報処理試験を受験された方、お疲れ様でした!

振り返りをしていきたいと思います。

 

午前IIの振り返り

体感的に、2割くらいは過去問(前回(令和3年)、前々回(令和1年))の類題であったと思います。

過去問の類題と思われたのは次の通りです。

  • 問2 GoF デザインパターンを問う問題:令和1年 問3 ★全く同じ設問
  • 問9 バグ管理図を問う問題:令和1年 問11 ★全く同じ設問
  • 問12 テーラリングプロセスを問う問題:令和3年 問11 の類題
  • 問18 共通鍵暗号方式を問う問題:令和1年 問24 の類題
  • 問25 PBXを問う問題:令和1年 問22 ★全く同じ設問

問16 eシール や 問17 マルチベクトルDDoS は新出だったように思います。

個人的には、問21 キャッシュヒット率 や 問24 トランザクションの待ちグラフ はじっくり考えさせる問題であったことに加え、他の問題も全体的に選択肢の文章が長い印象で、時間が足りなくなりがちでした。

PBXはネスぺ区分の設問であるにも関わらず、全く同じ設問が出題されているのは、どのような意図があるのか気になります。

 

自己採点したところ、5問誤りでした。

 

試験センター公表の回答はこちら。※午前試験の解答はすでに公表されています。

www.jitec.ipa.go.jp

 

(追記)TACの解答速報も出ました。貼っておきます。

www.tac-school.co.jp

午後Iの振り返り

午後Iは、次の4問が出題されました。

  • 問1 新たなコンタクトシステムの構築
  • 問2 品質管理システムの構築
  • 問3 保険申込システムの再構築
  • 問4 IoT、AIを活用した橋梁点検・診断システム

問1はST寄り、問2はDB寄り(問4は例年通りES系)の印象です。

 

私は問1、問2を選択しました。

問1は素直に取り組めましたが、問2はDB的に取り組む頭に切り替えられず、時間不足で苦戦しました。

問2の出来具合によってはここで不合格となる可能性もありそうです。

速報として回答した内容を下に記しますが、特に問2はもう一度自分でも解いてみて、自己採点を進めたいと思います。

 

午後I 問1
設問1
(1)在宅かつ柔軟な勤務時間で働くニーズに応えるため
(2)購入方法の情報収集、会員情報の確認
(3)配送業者との調整など処理できない質問の時
(4) (c)
(5)問合せやクレームなどを分析し商品の改善に活かすため
設問2
(1)一人のオペレータが同時に複数の顧客とチャット対応
(2)非常事態に特定のコンタクトセンタを閉鎖せざるを得ないケース
(3)FAQを早く掲載することで問合せの急増を防ぐため

 

午後I 問2 ※自信薄です
設問1
(1)製造日、便コード、変更元検査担当者
(2)検査担当者の見込回数の確認
(3)変更前の検査担当者の見込回数で集計するため
設問2
属性:検査日時
条件:検査当日と一致すること
属性:変更元検査担当者
条件:存在しないこと
設問3
(1) (ア) (キ)
理由:品質記録票と出荷前承認記録票を廃止したため
(2) c 製造日が同一である
d 検査結果が合格である
(3) 品質管理規定に基づいた最終チェックを検査責任者に促すため

 

午後IIの振り返り

次の3問が出題されました。

  • 問1 概念実証(PoC)を活用した情報システム開発
  • 問2 業務のデジタル化
  • 問3 IoT、AIなどの技術進展に伴う組込みシステムの自動化

問1はPoCに関する設問であり、問題文中にはAIに関する実証例が述べられていました。

AIを用いたシステム開発を論文事例に持ってきていれば、対応しやすかったのではないかと思います。

問2は業務のデジタル化というタイトルではありますが、設問ウは使用性に関してが問われていました。

問2の方がむしろ問1よりも"先端技術らしさ"は求められていないように思いました。

 

私は問2を選択しました。

デジタル化の定義はあいまいですが、私はシステムを新設するケースで論述しました。

ただ、デジタル化がテーマとして出題される可能性は予想していました。

 

執筆した論文の骨子は以下の通りです。

 

午後II 問2
衣料品卸売業の在庫管理業務のデジタル化

1.私が携わった業務のデジタル化について
 1-1. デジタル化で実現を期待した業務改善
  ・特定のベテラン社員のノウハウ展開
  ・商品のデジタル管理で効率化
 1-2. 対象の業務と情報システムの概要
  ・倉庫から店舗への配送指示業務
  ・在庫管理システム

2. 業務のデジタル化の検討、課題、対応策
 2-1.デジタル化の検討方針
 ノウハウ展開のため配送指示に上司の承認を求める
 課題を予め洗いだし対応策を講じる
 2-2.想定された課題
  (1)円滑な業務のためのなりすまし
  (2)承認のオーバーヘッドで業務停滞
 2-3.対応策
  (1)社員のユーザ情報のディレクトリ管理
   全員への端末支給は配置スペースの制約から断念
  (2)商品ごとの配送基準点を設定する機能
   過去の配送指示から他担当者や承認者が判断する上での材料として提示

3.利用者がデジタル化した業務に習熟するための工夫
 3-1. デジタル化した業務の習熟する上の課題
  (1)高齢者多く標準の文字サイズが見えない
  (2)キーボード操作に不慣れ
 3-2.利用支援の仕組み
  (1)OSやソフトの設定変更で文字拡大
  音声読み上げソフトも検討したがプロトタイプの利用者評価の結果見送り
  (2)マウス操作で完結するよう追加開発
  パソコンのインストラクター支援も検討したがコスト比較の結果追加開発の方が有利だった

 

問題に求められていることではないのですが、私なりに今の日本の課題(中小企業の後継者不足)を取り上げてみたつもりでもあります。採点者の人間的な部分に届いてくれると嬉しいですね。(この考え方は合格に向けては関係ないので、あまり参考にしないでください)

 

なお午後IIでは、論文事例マップを用いて対策をするのがおすすめです。

システムアーキテクト区分においても、そのうち特集記事を書きたいと考えています。

 

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ITストラテジスト版はこちら

 

 

振り返り総評

総評としては午後Iに悔いが残りますが、全体を通じて当落線上といったところでしょうか。

 

 

午後Iは問2が不完全燃焼ですが、問1で得点カバーできることを期待です。

午後IIはデジタル化という概念的には新しい(2015頃~)テーマなのにも関わらず単純なシステム導入というシナリオを選択してしまったので、採点されるかが不安点です。

 

 

試験センターの午後試験の解答が出るまでまだ時間があります。

まずは、試験を完遂できた自分をほめて、休息しましょう。

システムアーキテクト受験記としては、次は自己採点(特に午後Iの問2)をしたときに、報告をしたいと思います。

ではそれまで。

高度情報処理試験対策 残り1週間の「仕上げ方」(令和4年春版)

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令和4年度の春季情報処理試験(4/17)まで残り1週間となりました。

残りの時間は限られています。

最後の一週間は、これまでの勉強を前提とした「仕上げ」のみの時間とするべきでしょう。

 

では、具体的に何に取り組めばよいのでしょうか?

本記事でも、さきに結論を書きましょう。

 

■1週間での「仕上げ方」■
  • 1. 午前(選択)・午後I(記述)・午後II(論述)のどれを最終集中対策するか決めること
  • 2. 残り1週間で何をやるか明確でないなら、午後I対策に注力すること
  • 3. 午前(選択式)の仕上げ方:1問でも多く「丸暗記」。
    「キーワード」を紐づけて「暗記」すること
  • 4. 午後I(記述式)の仕上げ方:問題文と設問文から、解答を思い出せるかという訓練をすること
  • 5. 午後II(論述式)の仕上げ方:論文パーツを整備すること

 

本記事では、合格に向けた「仕上げ方」について詳しく書いて参ります。

 

[目次]

 

なお、今期(令和4年秋)の1か月前の記事については、下記を参考ください。

 

■1か月前時点の勉強法■
1か月前(3月)に、学習状況の振り返りの重要性と学習スケジュールモデルについてまとめています。
>春季 高度情報処理試験 1か月前時点の勉強法 

 

1. 1週間で重点対策をする内容を決める

まずは、ご自身の状況を冷静に振り返り、何を重点的に仕上げるかを決めましょう。

ここで決めることは単純で、

  • 午前II:選択式
  • 午後I:記述式
  • 午後II:論述式

のどれを最終集中項目にするかを決めます。

 

これが重要な理由は、午前で落ちてしまえば午後の試験が採点されることは無いからです。

同様に、午後の記述式で落ちてしまえば、論述試験には進めません。

この現実を踏まえて、どの形式の準備を重点的に行うか、決めておくべきです。

  

■1つ目のポイント■
午前(選択)・午後I(記述)・午後II(論述)のどれを最終集中対策するか決める。

 

2. 午後Iに注意しよう

もしどれを重点対策するか決めかねている方は、「午後Iの記述式」を選びましょう。

 

理由は、午後Iが盲点になりやすいからです。

 

最後の1週間は、足切りを回避するため午前対策に注力する方は多いです。

一方、合格を真剣に目指す方は最後の関門である午後II対策に最後まで注力します。

 

午後I対策を優先するとは言っても、最後にして最難関である午後II対策に集中したくなるかもしれません。

 

実は記述式は、最もコンディションに左右されやすいです。

ちょっとした集中力の欠如で、すぐに問題文の内容が頭に入ってこなくなります。

それなのに時間は午後IIより短いです。

私自身、何度も午後IIに照準を合わせ勉強してきて、午後Iで危なく落とされそうになったり、実際に落ちたりしています。

 

以上のことよりどれを重点対策するか決めかねている方は、「午後Iの記述式を重点対策する」ことを提案したいと思います。

 

■2つ目のポイント■
残り1週間で何をやるか明確でないなら、午後I対策に注力しよう。

 

ただし、今回の合格は諦め、次回のために午前I免除の権利を勝ち取ることを目標にするのなら午前Iの勉強に集中するのもありでしょう。

この節では、現時点で当落線上にいると自分で思っている方に向けて書いています。

 

 

3. 午前(選択式)の仕上げ方

残りは1週間なので、過去問を「丸暗記」しましょう。

その際、問われていることの「キーワード」を自分なりに理解して紐づけて暗記するのが望ましいです。

 

1問1答形式で1問でも多く頭に詰め込むのはテクニック要らずで簡単ですし、全く同じ問題が出る可能性もあるのでダイレクトに得点に結びつきます。

 

過去問を数年踏まえていくと、何度も登場する「キーワード」があります。

「キーワード」に注目していくと、傾向が見えてきます。

傾向が見えてくれば、記憶の定着率が増え「暗記」作業の効率も上がるという好循環が生まれます。

 
「丸暗記」なんて芸がない…と思われる方もいるかもしれません。

 

しかし、残りの時間は「仕上げ」のみに注力するべきという話をしました。

ここからは即得点につながる、「軽い勉強で仕上げていく」のがよいでしょう。

今から試験に対してマインドセットを切り替えたり、その試験区分に求められる人物像の行動規範を理解したりするのは、合格に向けては「重たい勉強」と言えます。

 

軽い勉強で仕上げるために「丸暗記」は有効です。

「キーワード」と紐づけて脳細胞をフル活用しましょう。

 

■3つ目のポイント■
午前(選択式)に注力するなら、残り1週間では1問でも多く「丸暗記」しよう。
「キーワード」を紐づけて「暗記」すること。

 

ところで中には、地力で計算して解けるような問題(計算問題)もあります。

そのような問題でも、なぜ計算するのかという背景部分に「キーワード」が書かれていますので、「丸暗記」する場合は「キーワード」と紐づけておきましょう。

 

 

4. 午後I(記述式)の仕上げ方

午後Iの記述式も午前問題ほどではないとはいえ、1問1答形式で暗記しておくというのは有効です。

 

問題文と設問文から解答を暗記すると、その設問と問題文の構造さらに自分の思考プロセスを関連付けて記憶することができるからです。

 

たとえば、平成〇年度の問〇の設問〇の答えは「〇〇〇〇〇〇すること」と覚えたとします。

こうすることで、その設問と、問題文の構造、さらに自分の思考のクセを関連付けて記憶することが期待できます。

自分の思考のクセを認識できると、正答にたどり着くまでの思考プロセスを研ぎ澄ますことができます。

 

残り1週間で、この研ぎ澄ましに集中しましょう。

 

残り1週間は、隙間時間で、自分で解いたことのある問題文と設問文を見て、解答を思い出せるかという訓練を繰り返しておくとよいと思います。

こうした記憶は「短期記憶」となるため、残り1週間で仕上げるのが都合が良いです。

 

■4つ目のポイント■
午後Iは、隙間時間に、自分で解いたことのある問題文と設問文を見て、解答を思い出せるかという訓練を繰り返そう。
問題文の構造、さらに自分の思考のクセを紐づけて把握し、ぎりぎりまで自分の思考プロセスを修正していこう。

 

 

5. 午後II(論述式)の仕上げ方

まさに一夜漬けの利かない試験形式ではありますが、それでもできる「軽い」勉強はあります。

それは、論文パーツの整備です。

 

これも、論文パーツは暗記できるから残り1週間という短期でできるかつ有効な対策となっています。

 

小難しいことを考えている時間はもうありません。

設問に対応した解答となる論述文、言い回しを1つでも多く覚えましょう。

問題によっては、ある設問と別の設問で同じ論文パーツが使えるものも出てきます。

最後まであきらめず、どのような角度で問われても論述しきれる可能性を高めておくために、引き出しを充実させておきましょう。

 

これまである程度対策してきている方は、設問と論文パーツの関連を整理しておきましょう。

 

■5つ目のポイント■
午後IIにも「軽い」勉強はある。それが論文パーツの整備。
どんな切り口で問われても論述できるように、最後まで引き出しを充実する作業をしよう。

 

 

論文パーツの整理の仕方に特化した記事もあるので、合わせて確認してください。

 

■論文事例マップの作り方■

参考記事はITストラテジスト区分ですが、事例マップの作り方は各区分に共通するものです。

 

 

まとめ

それでは、本記事で紹介したことを改めてまとめておきます。

 

■まとめ■
  • 1. 午前(選択)・午後I(記述)・午後II(論述)のどれを最終集中対策するか決めること
  • 2. 残り1週間で何をやるか明確でないなら、午後I対策に注力すること
  • 3. 午前(選択式)の仕上げ方:1問でも多く「丸暗記」。
    「キーワード」を紐づけて「暗記」すること
  • 4. 午後I(記述式)の仕上げ方:問題文と設問文から、解答を思い出せるかという訓練をすること
  • 5. 午後II(論述式)の仕上げ方:論文パーツを整備すること

 

残りの過ごし方を決めていた方も、決めていなかった方も、何らかの気づきを提供できたのではないかと思います。

前回(令和3年 秋試験)の試験対策記事も、余裕があれば目を通してみてください。

 

■高度情報処理試験対策 1週間前にやるべきこと■

同様のポイントをまとめていることが、分かると思います。

>残り1週間の「仕上げ方」(令和3年秋版)

 

なお、私は今期システムアーキテクトを受験します。

合格すれば情報処理試験のフルコンプリートとなります。

 

昨年はITストラテジストを合格しました。その時の合格秘訣は以下を参照ください。

 

■システム監査技術者 合格記事■

 

ここまで読んできてくれた方であれば、当落線上にいると思っている方も是非合格を目指してほしいです。

悔いの残らないようにしましょう。

 

さて、残りはラストスパートですね。

試験後までは twitter 中心で呟きます。

 

本ブログでは、高度情報処理試験の、合格に向けたサポート記事を充実していきます。

「読者になる」ボタンで、ブログの更新時に通知されますので、ご検討ください。

 

ではそれまで。 

高度情報処理試験対策 1か月前時点の勉強法(令和4年春版)

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令和4年度の秋季情報処理試験(4/17)まで残り約1か月前となりました。

勉強をコツコツと進めている方としては、この時期、ラストスパートに入り、万全を期す頃でしょう。

逆に、まさにこの「ラストスパート頼み」となっている方もいるでしょう。

 

では、何に取り組めばよいのでしょうか?

本記事を読めば、残り1か月時点で何をどう準備すればよいか、

分かるようになります。

 

また、私も今期はSAを受験予定です。

合格すれば全区分制覇になります。

私自身の勉強状況についても、合わせて書きたいと思います。

 

[目次]

 

本記事でも、さきに結論を書きましょう。

 

■1か月前時点で取り組むべき4点■
  • 1. まずは学習状況を振り返ること
  • 2. 残りの時間を可視化すること
  • 3. 重点対策項目を決めること。過去問は複数回検討すること
  • 4. 記述対策はプロセス整備を。論文対策は型化を徹底すること

 

本記事では、合格するために、上記4点について詳しく書いて参ります。

 

 

なお、今期(令和4年春)の2か月前の記事については、下記を参考ください。

 

■2か月前時点の勉強法■
2か月前(2月)に、試験受験に向けてやるべきこと・心構えをまとめています。

>春季 高度情報処理試験 2か月前時点の勉強法 

 

 

1. まずは学習状況の振り返りを

さて、まずは自分が積み上げてきた学習状況を振り返ることから始めましょう。

1か月前となった現時点において、計画通り学習を進められましたか?

期待通りでしたか? 期待以上でしたか?

まったく勉強できなかった、という方もいるでしょう。

まずは、自分の現況を直視することから始めましょう。

 

これまで、1週間に1時間しか勉強できなかった人が、1カ月前になったからと言って、突然100倍勉強できるはずがありません。

残り1カ月になったら、ある程度勉強時間を確保するつもりであったとします。

だとしても、自由な時間の少ない社会人であれば、せいぜい1.5倍~3倍くらいの時間しか確保できない、と理解するべきでしょう。

 

このことを念頭に置いて、では、残り1か月でどうするか? を一緒に考えてみましょう。

 

  

■1つ目のポイント■
1か月前になったからと言って、突然勉強時間は確保できない。
せいぜい、それまでの勉強時間の1.5倍~3倍くらいのつもりで、残りの時間の過ごし方を考えよう。

 

私の場合は、SA論文の過去問分析、

午前II~午後I~午後IIを1回模擬試験的に通しました。

十分ではないですが、徐々に本番に向けてギアを上げている状況です。

 

2. 残りの時間を可視化する

何事もそうですが、目的とする時点までの残り時間は可視化しておくことが重要です。

プロジェクトマネジメントの基本ですね。

 

土日に勉強する時間を設けている、としましょう。

すると、残りの週末の数は、試験当日を含む週を除くと、4回しかありません。

 

3/19, 20
3/26, 27
4/2, 3
4/9, 10
4/16, 17(当日)

 

仮に、1回の週末で1年分の過去問を解いたとしても、4年分しか解けないことになります。

週末を勉強の中心に据えていた方からすれば、かなり短い実感を持たれたのではないでしょうか?

 

この上で、何を自分の時間として重視して勉強するかが大切です。

 

■2つ目のポイント■
残り時間を可視化しよう。
漫然と時間を過ごすことを、これだけで防ぐ効果がある。

 

私の場合は、小さい子供がいる関係上、

週末に集中して勉強するというのはできないです。

ですが1週間単位で何を進めるか、ということは決めて進めます。

 

3. やるべきことを決める

では、何を残りの時間でやるべきでしょうか?

ここでも、これまでの自分の積み上げた対策を振り返り、より強化が必要なところに集中的に時間を割り振りましょう

午前問題でしょうか? 午後問題でしょうか?

足きりのことを考えると、午前問題もおろそかにできないでしょう。

一方、中心的なスキルセットとして問われるところは午後(記述・論述)であると考えられるので、午後対策を重視するという考え方もあるでしょう。

 

  • これまで、午後対策を中心にしていたならば、午前対策の比重も上げて、間違っても足切りを受けないようにしてください。
  • 反対に、午前対策を十分にやってきたなら、午後対策を中心に据えた学習計画を立ててこなしていくことが必要でしょう。

 

より強化が必要なところが分からない、という方は、やはり過去問に触れておくことがよいでしょう。

過去問も解きっぱなしにするのではなく、解いて、採点して、参考書で検討することが重要です。

 

私のおススメは、過去問を解いた後、すぐに自己採点して、検討し、時間を空けて改めて検討することです。

時間を空けて再検討することで、自分の中に複数の視座を設けることができるようになります。

 

仮に、何度検討しても納得できない問題があったとしたら、残りの時間も少ないので、諦めるか、丸暗記して臨むと割り切ることも必要でしょう。

 

■3つ目のポイント■
残り時間を午前対策に使うか・午後対策に使うか、有効な配分を決めよう。
過去問は、解きっぱなしにするのではなく、何度も回答プロセスを検討し、自分の中の「考え方」を更新すること。
何度検討しても納得できなければ、諦めるまたは丸暗記して臨むという割り切りも大切。

 

私の場合は、午後IIについては過去問分析が一通りできました。

分析をもとに、論文パーツを作りこむことが重要そうです。

また、午後I対策が少し時間がかけられていない状態です。

過去問分析を進める必要がありそうです。

 

4. 記述対策・論文対策の考え方

ここから先に述べることは一般的なことです。

 

これはどの高度試験にも言えることですが、記述式の試験の場合、正答へのたどり着くプロセスを自分のものにしていくことで、合格に近づくことができます。

 

  • STであれば、課題が必ず問題中に登場します。
  • AUであれば、リスクとそのコントロール方法が必ず登場します。
  • SAであれば、要件と対応する実装が登場します。

 

このように、そのパターン(正当となるキーワードをどうやって記述するか)を習得していくことを、残り1か月でやりたいですね。

 

次に論述式の試験ですが、区分を問わず、設問アと設問ウは比較的定型度が高いことが多いです。

特に設問アは、丸々自分が用意してきた論文のパーツが使えることがあります。

設問ウは、問われていなくとも、自身の活動に対する評価や反省を入れることで、ある程度の論旨を展開することができます。

 

問題は設問イですね。

検討しなければならない条件」というのは、設問によって異なるので、やはり、過去、どういった点が問われているかを調べておくのがよさそうです。

 

たとえば、組織間の利害調整、とか。業界の状況、とか。技術動向、とか。

そういった条件ごとに、自分の論旨を展開できる論文パーツを準備しておくとよいでしょうね。

 

 

■4つ目のポイント■
記述対策は、正答へのプロセスを残り1か月で自分のものにする。
論文対策は、設問アとウは型化を仕上げる感覚で準備し、設問イは過去問から問われる論点を調べて可能な限り論文パーツを準備しておこう。

 

私の場合は、SA の正答へのプロセスを理解することが勝負になりそうです。

論文対策も、型化を進める必要があるでしょう。

 

勉強スケジュールモデル

最後に、ちょっと忙しい方向けに、残りの勉強スケジュールのモデルを出しておきます。

 

  • 3/19, 20 過去問1年分解き、自己採点
  • 3/26, 27 前週の自己採点と再検討
  • 4/2, 3 過去問1年分解き、自己採点
  • 4/9, 10 前週の自己採点と再検討
  • 4/16, 17(当日)

 

上記ですと、結局2年分しか過去問は解けません。 

ちょっと心もとないですが、やみくもに勉強するよりも力がつくと思います。

何をしたらいいか分からなくなっている方は、是非やってみてください。

 

まとめ

それでは、情報処理試験の高度試験にどのように準備するか、本記事で紹介したことを改めてまとめておきましょう。

 

■まとめ■
  • 1. まずは学習状況を振り返ること
  • 2. 残りの時間を可視化すること
  • 3. 重点対策項目を決めること。過去問は複数回検討すること
  • 4. 記述対策はプロセス整備を。論文対策は型化を徹底すること

 

1か月前のこのタイミングだからこそ、改めて自身の振り返りとしても活用してみてください。

参考までに、前回(令和3年 秋試験)の試験対策記事も、余裕があれば目を通してみてください。

 

■高度情報処理試験対策 1か月前からとりくむべき4点■

同様のポイントをまとめていることが、分かると思います。

>1か月前からとりくむべき4点のこと

 

ちなみに、私は昨年春、STを合格しました。

今季、STを受験予定の方は、こちらの記事もご覧ください。

 

ITストラテジスト 合格記事■

 

 

以下の私のツイートにもあるように、無料相談サービスも立ち上げています。

論文添削や記述式の相談にご興味のある方、ぜひ活用してみてください。

 

では、合格を目指して共に頑張りましょう。

 

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ではそれまで。